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こんにちは。
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11月もあっという間に過ぎ去り、12月に突入して今年もあとひと月となりました。
気のせいかもしれませんが、晩秋から初冬の時期にしてはそこまで寒くないような軽井沢です。
すでに浅間山には雪が数回積もっているのを見たので、そろそろ軽井沢にも初雪が舞いそうな時期にはきています。
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画像は、今シーズン山で採れたキノコ達になります。
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ここ3週ほど、今シーズンのキノコ採りの締めとなるムラサキシメジの発生の様子を見るために週に一度のペースで山へ通っていました。
出始めたかな？と思いきや、その後に続いて次々に出てくるものと思っていましたが、どうも様子がおかしい？？？
もしかしたら、何処かの誰かさんが先に採っていったのかもしれませんが。。。
去年もいつもより2週位遅れてムラサキシメジは出てきたので、今年も気候のせいかなぁ？とか思いつつも、気配が感じられないまま今週も空振り。
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という訳で、残念ながら今シーズンの気候変動に振り回されたキノコ採りを終えることとしました。
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いろいろ言っても仕方がありませんが、先ずは怪我や野生動物との接触もなく、無事に山での活動を終えられたことに感謝したいと思います。
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今年は各地で熊による人的被害のニュースが多く、お客さんから「熊に気をつけて」「山には行かない方がいい」等とお気遣いのお言葉をいただくことも多かったです。
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これまであまりお伝えする事はなかったのですが、なぜ危険を承知で自分で山に入り山菜、木の実、キノコを採るのか？
人それぞれの考え方なので何が正解なのか判りませんが、私の考えとすれば、地元の山で採れる天然の食材は宝だと思っています。
その土地からの養分を吸い上げて育った天然の食材は格別であり貴重な物だと考えています。
では、何故自身で採りにいく必要があるかですが、これも人それぞれの考え方次第なことになります。
確かに、山で採れたものは何処かで買うことができたり、山の食材を専門に取り扱っている業者さんや個人の方もいらっしゃいます。
でも自身で採りに行くことで、山の様子や環境、見た景色をそのままお客さんに伝えることができます。
私は、そこにこそ価値があると考えるからなんです。
あとは、現実的な事として価格です。
天然物は買うとなるとそれなりな金額となり、物によっては使う量を戸惑う事にもなりかねません。
ですが自身で採ってきた物は自分の労力と時間が主体なので、つまらない事を考えないでお客さんに楽しんでもらえる事を優先できます。
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判りづらいかもしれませんが、そんな理由や山の恵みをいただく事はこの地域の文化として私は山通いをしています。
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来年の春には蕗の薹採りから始まる山通いを心待ちにして、寒く厳しい冬を過ごそうと思います。
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いつも本当に、ありがとうございます。