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KARUIZAWA / SHINSHU FRENCH
Blog

シェフの独り言

秋が来ると

こんにちは。

しばらく雨の多い日が続いていましたが、ここ数日は気持ちがいいほどに晴天が続いている軽井沢です。
今日から三連休が始まりますが、天気の心配をする事なく行楽を楽しめそうです。
ただ、日中と朝晩の気温差がかなり大きいので上着は用意してお出かけください。

秋が深まると、信州のあちらこちらでリンゴの収穫が始まります。

信州の秋の果物といえば、やっぱりリンゴ。タルトやコンポートなどのデザートを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

でも、メリ・メロではスープになります。

温かなスープからふわりと立ち上がるリンゴの香り。ひと口含むと、やさしい甘味の中に紅玉らしい酸味が感じられ、後味はすっきりと引き締まっています。

リンゴのスープと聞くと、甘くてデザートのような味わいを想像するかもしれませんが、私が目指しているのは甘さだけでは終わらない、料理として楽しめるスープです。

使っているのは、小諸市の松澤農園さんで収穫された紅玉リンゴ。

香りが良く、甘味と酸味のバランスに優れたリンゴだからこそ、この味わいに仕上がります。

実はこのスープを初めてお出ししたとき、お客様にどんな反応をいただけるのか、まったく想像がつきませんでした。

料理としてのおいしさには手応えがあったものの、果たしてリンゴのスープを受け入れていただけるのか。

そこだけは、実際にお出ししてみなければわからないことでした。

それが今では「今年はいつから始まりますか?」とお問い合わせをいただくまでになり、毎年この時季を楽しみにしてくださるお客様がいることを、とても嬉しく思っています。

メリ・メロではランチもディナーもおまかせのコース料理で、どのコースにも必ずスープを組み込んでいます。

最近はフレンチのコースでスープを見かける機会も少なくなりましたが、私にとってスープは季節を映し出すために欠かせない料理のひとつです。

その時季ならではの食材を使い、香りや味わいから季節を感じていただく。

そんな楽しみ方も大切にしたいと考えています。

松澤農園さんの紅玉リンゴジュースも、長年ドリンクメニューで使わせていただいています。

生のリンゴもジュースも、そしてスープも。

同じリンゴから広がるおいしさを、毎年楽しませていただいています。

秋が深まり、温かなスープが嬉しい季節。

今年もメリ・メロのリンゴのスープが始まります。信州の秋をデザートだけでなく、コースの途中のスープからも感じていただけたら嬉しいです。

今日はどんな信州に出会えるだろう。

メリ・メロは、信州の自然と四季を一皿にする軽井沢の小さなフレンチレストランです。

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