
こんにちは。
順調に季節は進み、紅葉シーズンも佳境を迎えている軽井沢です。
軽井沢の紅葉は色のメリハリがはっきりしていて綺麗なのは言うまでもありませんが、晴天だとよりコントラストをお楽しみいただけると思います。
それと同時に肌寒い日も増えてきているので、来軽の際は冬物の上着は必須となります。
お料理の話になりますが、今回のオードヴルは軽井沢産の4種類の豆を使った煮凍りです。
豚の骨からじっくり引いた出汁で豆を炊き、その旨味とコラーゲンを生かして、やわらかなジュレに仕立てました。
その上には、自家製のロースハムを重ねています。
豆のほくほくとした味わいに、豚骨の出汁を含んだジュレ。
そこにロースハムの旨味が加わります。
仕上げにはビーツのソースを添えました。
豆と豚肉という、どこか馴染みのある組み合わせですが、仕立て方を少し変えるだけで、フレンチのオードヴルとして新しい表情が生まれます。
フレンチには、長い歴史の中で受け継がれてきた技法や組み合わせがあります。
もちろん、そうした伝統も大切にしながら、私が料理を考えるときに大事にしているのは、そこにとらわれすぎないこと。
信州で採れる食材を使い、日本の食文化からヒントをもらい、フランス料理の技術と組み合わせてみる。
時には、ちょっと意外な取り合わせが面白い料理につながることもあります。
店の名前「メリ・メロ」は、フランス語で「ごちゃ混ぜ」や「取り合わせ」といった意味。
いろいろなものが混ざり合うことで生まれる面白さを、料理でも表現していきたいと思っています。
フレンチをベースにしながら、少し自由に。
これも、メリ・メロのスタイルになります。
いつも本当に、ありがとうございます。